Jazz Vocalist 山口有紀のブログです


by yukijazzvocal

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いよいよ本日!
東京から、ボーカリスト伊藤大輔くんをむかえた、
クリスマススペシャルデュオライブです♪
ボーカルデュオのロマンチックな曲、楽しい曲、たくさんひっさげていきますよ〜!
お楽しみにっ☆

12月23日(火・祝日)@Mr.Kelly's
Yuki & Daisuke Christmas Special
山口有紀(vo)、伊藤大輔(vo)、木畑晴哉(p)、萬泰隆(b)
sets 18:30- /20:15-
http://www.misterkellys.co.jp/atu
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by yukijazzvocal | 2008-12-23 11:03 | ライブ情報

ふで

先日、ボーカリストの友達と話していて、
同じジャズボーカリストでも、
いい意味で目指している場所はいろいろ違うってことを知りました。
だから、音楽や練習の仕方、ライブに対する考え方は違っててもいいはず。

ジャズという筆を使って、どんな絵を描くか。
筆を持ってるだけじゃ、絵は描けない。
描きたいものをもってるからこそ。

今までは色々な人に導かれるみたいに経験を積んでこれたけれど、
これからはそれにもっともっと自分の色を加えていきたい。

ジャズで私のめざしてるもの。
来年は、なんだかそれが、わかりそうな気がする。

それにしても、今年後半の出会いラッシュや、
いろんな人がくれたメッセージは、それを予感させる勢いでした。

そろそろ新しい練習法を見つけるときが来たみたいです。

いろいろ、うまいことできてるなぁ。

今、もらってばっかりかもしれない。
音楽で返していきなさいということなのでしょう。
いろんなものに、ありがとうです。
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by yukijazzvocal | 2008-12-17 01:16 | 雑記

シンクロとか出会いとか

仕事も全力疾走で、充実の一週間。
23日に向けて。伊藤大輔くんとのヴォーカルデュオライブの準備してます☆
ボーカルデュオで歌えるいい曲、たくさんあるんです。
クリスマスソングはもちろん、デュオならではの珍しいアレンジや、
ポップスなんかも歌っちゃうかも…。
今からすっごく楽しみですw
ぜひ、この機会をお見逃しなく〜!

ところで…
先週末はいろんなすてきな出会いがありました。
ここからは自分用のメモなので、ちょい長いです。
乱文ごめんなさい…。

6日の土曜日。

ピアノのフィリップ・ストレンジさんと
LA在住のボーカル、Cathy-Segal Garciaさんの、デュオツアーライブへ。
名古屋のとあるモールにある小さなカフェにて。

自然なフレージングとスキャット、ピアノと一体になって会話するボーカル。
これがホンモノのデュオか!と目が醒めました。
これだけボーカルと楽器がひとつになったデュオは、ライブではじめてかも。


終わったあと、フィリップとキャシーとJazz Inn Lovely へ。
誰が演奏するか調べたところ、五十嵐一生さんでした。
「今日はすばらしいトランぺッターの演奏だよ」
とだけふたりに告げて、ライブ前に別の場所でご飯へ。

ご飯中にキャシーが、
「そういえば、日本に10年来ののトランぺッターの友人がいるんだけど、
今回に限って連絡先持ってくるのを忘れたの。会いたいわ。
どうしてるのかしら…。彼の名前はイ、イッシ…」

「ええっ?今日のライブは、イッセイさんだけど…」

「そう!彼よ!!彼のライブなの!まぁ!!」

というわけで、数年ぶりの再会を偶然に果たすおふたりを
見ることができました(笑)

シンクロニシティ、あるんですね〜。
LAだろうが、名古屋だろうが、関係なく。

そこから輪廻や縁など、不思議な話が広がって、
4人で楽しい夜を過ごしました。

一生さんのライブは、すばらしいのひとこと。

最近、宇宙飛行士たちの言葉をつづった、
宇宙の写真集にはまっているのですが、まるでそんな世界。
宇宙から、地球が、砂漠が、大気層が、運河が、見えちゃいました。

フィルとキャシーも感激して、いつか一緒に演奏しようと誓い合っていました。


☆☆☆


次の日は、朝からキャシーのレッスン。
その後。甲陽音楽学院で開かれたワークショップにおじゃましました。
甲陽の学生さんからキャシーに飛ぶ、さまざまな質問。

「何のために人前で歌おうと思ったんですか?」
→小さいときから歌を、大学に入ってからフルートをやっていたけど、
卒業するときに、ふたつはムリだと思ってひとつにしぼったの。

「人前で緊張しないためにはどうすればいいですか?」
→目の前の世界は、みんな自分の創造物で、
自分がつくりあげているものだと思えば、緊張しなくなるわ(笑)

「スキャットがうまくなりたいんですが、どうすればいいですか?」
→まずはピアノをひくことね。理論も大切だけれど、
それよりもあなたたち学生にとっては場数をたくさん踏むことのほうがもっと大切よ。

「キャシーさんにとって、いいピアニストとは、どんなピアニストですか?」
リズムがしっかりしていて、スペースを開けられることが大切よ。
などなど。

待ち時間の間に、しばらくキャシーと話しました。
キャシーが音楽から学んだことの多くは、哲学的なことが多いようです。

○理論を学べば、歌うときにはそのことを考えなくても、自然に出てくるようになる

○ミュージシャンにインタビューするときは、
その人の「視点」を知ることで多くのことがわかる。

キャシーはLAで、Tiereny SuttonやGretchen Parlatoなど、
私が好きなシンガーたちを迎えたワークショプをしています。

「視点」をインタビューすると、面白い答えがかえってくるそうです。
例えば、演奏と一緒に歌う自分のイメージを、
「自分が小さなボートで、演奏が波。自分は波の上をボートでふわふわと漂っていく」
などと表現する人もいるそうです。興味深いですね!

○大切なことは、
「スペースを開けること」「ミニマムの演奏をすること」「聞くこと」。
この三つに関して、フィリップも全く同じ意見でした。

○もっとも偉大なソロイストは、アカンパニストだ。
(ソロをしながらも、まわりの楽器の伴奏をしている意識を持つこと。)
とくにボーカリストは自分の音を中心に考えがちなので、覚えておくこと。

○練習する時間がないとき、時間をさがそうとせずに、
小さくても自分が一番わくわくするようなことをまずやること。
そうすれば問題は解決しやすくなる。

などなど…。

面白かったのは、キャシーとフィルが、同じ哲学をたくさん持っていたこと。
ボーカリストが、ミュージシャンと、哲学や視点を共有することで、
演奏がひとつになるんだと実感しました。

私がNYで会ったたくさんのボーカリストの多くが、ほぼキャシーの知り合いで、
そのうち4人でコーラスグループを組んでいたこともあったぐらい。

たくさんいるボーカリストの中から、無意識に、あるグループの
ボーカルを好きになっていたことに気づきました。

「それは、あなたもそのグループのひとりだからよ」
とキャシーに言われて、とても勇気が沸きました。

数年先から振り返ってみると、
これから進むべき音楽の方向性が確かになった日だったかも。
と思えるような、すてきな一日でした。

ムリをしないこと、大きすぎる目標を掲げないで、こつこつと。
余裕がないと、音楽が生まれないわ。
キャシーからのメッセージ。
いろいろぎゅうぎゅう詰めになりがちな今の私に必要なことかも。


☆☆☆☆

次の日は、私が歌を始めるきっかけをくれた、ドラマーのクラレンスペン、
そして、3月に一緒に演奏することが決まっている、
NYから一時帰国中のピアニスト片倉真由子さんと、
NY在住のベーシスト中村健吾さんの演奏を聴きに、再びラブリーへ!

と思ってたのですが、11時まで仕事が終わらず…。

着いたときには時すでにおそし。
カウンターでひっそりとごはんを食べていたら、
お店の方が、中村健吾さんに紹介してくださいました。

そこでなぜか、その場で中村さんと即席デュオライブをすることに(笑)

短いライブでしたが、ベースデュオの難しさと楽しさを
しっかり知ることができる、本当にいい経験をさせていただきました。

中村さんとはこれまで全く面識がなかったのですが、
中村さんと同級生で亡くなられた越智順子さんの話や、
ミュージシャンとしてのライブに対する態度、
限られた時間の生き方、人間の使命など、
色々な話をすることができました。

ぜひまた一緒に歌わせていただける日がくるといいなと思います。


クラレンスとも久しぶりの再会で、会話に花が咲きました。
「3年ほど前から聴いてなかったけど、成長したね!よかったよ!」
と、師匠からありがたいことばをいただきました(笑)
彼はアメリカと日本のミュージシャンの違いについて、語っていたのですが。
フィルやキャシーの話と通じるものがあり、すっと頭に入ってきました。

頭でっかちにならないようにしたいけど、
すばらしいミュージシャンの話を聞くだけでも、
多くのことを学ぶことができますね。

よく休み、
よく聴き、
新しいスタンダードをどんどん歌い、
楽しくピアノを練習する。

そして、ひたすら進む、音楽をやる、迷わない!
いろんな人との出会いが教えてくれることが、たくさんあるからです。

出会ってくれたみなさん、ありがとう〜!
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by yukijazzvocal | 2008-12-12 03:34 | 雑記